10月末から奈良国立博物館の正倉院展、京都国立博物館の佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美、東京国立博物館の正倉院展と、続けて見てきました。
特に佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美は、どうしても見たいと思っていたので、とてもうれしかったです。20時まで開館の日を選び、人の減ったであろう18時過ぎにいったところ、一枚一枚の絵をじっくり見ることができました。
和歌の内容と歌仙たちの表情が連動して描かれていること、ひとりひとりの表情が違うこと、表具も趣向を凝らされていること、分割のいきさつ… そのすべてが見る人の心をとらえるものであることを実感しました。
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